フリーランスで成功したい人必見!!身につけるべき2つのスキル

「企業に属さずフリーランスとしての働き方を選んだが、フリーランスとして働く中でどんなスキルが必要かよく分からない。」という方も多いのではないでしょうか。

 

フリーランスには大きく分けて、「ポータブルスキル」と「テクニカルスキル」の2つが求められます。そして、職種ごとに求められるスキルも異なります。

 

それぞれのスキルを磨くためには何をすれば良いいのか、これからフリーランスとして働くにあたって何から取り組むべきかについてをお話しします。

フリーランスに必要なスキルとは?

フリーランスに必要なスキルである「ポータブルスキル」と「テクニカルスキル」についてそれぞれ解説します。

1. ポータブルスキル

ポータブルスキルとは、「特定の業種、職種、時代背景にとらわれないスキル」のことをいいます。その人の持つ人間性や経験は、これからフリーランスを目指すにあたってとても頼もしい武器です。ポータブルスキルの中でも、次の3つのスキルはフリーランスにとって重宝しますよ。

・自己管理能力
フリーランスとして働く上で、会社員と大きく違う点があります。その違いは全ての仕事を自分で管理しなければならないという点です。
自分が抱えている仕事の量、内容、納期などを確実に把握し管理していく能力が必要です。
また、自己管理の中には仕事以外にも体調管理が含まれます。
どのような職種でも体調を崩して仕事ができない状態では、ダイレクトに収入が減ってしまうからです。フリーランスは、仕事とプライベートをきっちり自己管理する能力が非常に肝心です。

・コミュニケーション能力
フリーランスである以上、営業力は欠かせません。せっかく活せるスキルを持っているのに、それを周りに伝える能力が足りなければ、「仕事が取れない=収入が減る」という事態が十分にあり得ます。自分の強みを相手に要領よく伝える能力、相手の意図を的確に汲み取る能力など仕事を円滑に進めるために、コミュニケーション能力は持っていて損のないスキルと言えるでしょう。

・価格交渉力
案件を受ける際の値段交渉や業務に伴う原価交渉など、全て自分で行わなければならないフリーランスにおいて、価格交渉力は身につけておきたいスキルです。自分の技術や能力を視覚化して、相手にとってどんなメリットがあるかについて提示し、対等な立場でお互いが納得のいく交渉をして行きます。

このようにポータブルスキルとは、どの職種で働こうと活かせるスキルです。

2. テクニカルスキル

テクニカルスキルは、ポータブルスキルのように幅広く活用できるスキルとは違い、限られた範囲でのみ活かせるスキルといえます。

このスキルは、与えられた仕事を遂行するために必要な専門的なスキルであり、職種ごとに求められるスキルが違います。次の項目で、職種別に求められるスキルについてお話しします。

【フリーランス別】求められるスキルとは?

職種別にフリーランスに求められるスキルについて、それぞれ一例を挙げながら紹介します。

1.エンジニア

エンジニアには、システムエンジニア・プログラマー・Webエンジニアなど他にも多くの種類があります。求められるスキルは自分がやりたい仕事によって変るので、何が必要かについて把握しておきましょう。

たとえば、HTMLやCSS、PHP、JavaScriptなどの各種プログラミング言語があります。

これらのスキルを身につける方法は、大きく分けて2パターンあります。

1つ目は、書籍で学ぶ方法です。エンジニアに必要なスキルは書籍で学べます。各業種・業態ごとにエンジニアの活躍の場があるため、手始めに興味のある分野から取り組むといいでしょう。勉強が苦手な人でもハードルが低いので、参考にしてみてくださいね。

2つ目は、セミナーやスクールで学ぶ方法です。同じ目標を持った参加者と知り合える点では、大きなメリットがあると言えますね。一人だと手を抜いてしまう勉強でも、共に学ぶ仲間がいるとモチベーションが上がるため、積極的に参加することをおすすめします。

2.デザイナー

デザイナーには、さまざまな種類があります。グラフィックデザイナー・Webデザイナー・イラストレーター・ファッションデザイナー・ゲームデザイナーなど、全てに共通して必要なスキルは、コミュニケーション能力です。依頼者のイメージに沿ったデザインを制作する上で、依頼者がどのようなデザインを望んでいるのか、的確に汲み取る必要があります。また、技術的な面ではIllustratorやPhotoshop・HTML/CSSなどのスキルが求められます。

3.ライター

ライターに求められるスキルは、大きく分けて3つあります。

・文章力
ライターという仕事ですので、当然文章を書く力は必要です。基本的には、読者のニーズを把握するためのマーケティング能力や要点をまとめて書くための構成力などが求められます。

・交渉力
せっかく文章を書く力があるのに、交渉力がなく低単価で仕事を受けていては収入はいつまで経っても上がりません。自分のスキルを数値化し、対等な立場でお互いに納得のいく商談をしましょう。

・独自性(オリジナリティ)
当たり障りのない記事なら誰にでも書けます。ですが、同じ題材でも執筆者が異なれば、まったく別物の記事が出来上がります。ある題材について執筆する際に、問題点を独自の視点から見て、オリジナリティに溢れた記事が書けるよう日頃から意識してみましょう。

4.B to C

B to CとはBusiness to Consumerの略称です。簡潔に説明すると、企業が個人に対してモノやサービスなどを提供するビジネスモデルになります。フリーランスとしてイメージしやすい身近なB to Cの例を挙げると、講師や美容師・エステティシャン・コンサルタント(個人向け)などがあります。どの職種にも共通しますが、コミュニケーションはもちろん、管理や経営といったマルチタスクを熟せるスキルがあるといいでしょう。

5.インフルエンサー

インフルエンサーとは、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物を指します。

現在、芸能人や有名ブロガーなどのインフルエンサーを起用するインフルエンサーマーケティングでは、特定の商品やサービスを紹介し消費者の購買行動にアプローチする企業が増えています(1)。特定分野において強い影響力を持つ人は仕事に繋がる可能性があるため、その分野における情報発信の継続力が大切です。

ポータブルスキル・テクニカルスキルを高めるために

ポータブルスキルの場合、「自分にどのようなスキルがあるのか」を把握するために、こちらでセルフチェックをしてみてください。自分の磨くべきスキルを知る事が第一段階になります。そして、客観的に自分に不足している部分を知ることで効率良くスキルアップの時間が組めます。もし自分の不足スキルがわからない場合、上司や同僚、家族などに直接聞いてみるのが一番いいでしょう。

テクニカルスキルは、それぞれの職種によって求められるスキルが異なりますが、「プロ意識を持って極めること」に尽きます。自分が何を仕事にしたいか。スキルアップには、好奇心が何よりも重要です。まずは、気になるものから手を付けてみてくださいね。

スキルなしでフリーランスになるためには

全くスキルがない状態で、フリーランスとして働く上でのメリットとデメリットについてお話しします。

メリットとしては、スキルがなくてもフリーランスは数多くある仕事の中から自分がやりたい仕事を選ぶ事ができるという点です。
デメリットとして、スキルが無いとほとんどの仕事において単価が低くなってしまい、収入が少なくなる可能性が懸念されます。
極端な話ですが、自分がフリーランスと名乗ってしまえば誰にでもなれる職業でもあります。

フリーランスとして成功するためには、やはり即戦力として結果を出すためのスキルが必要不可欠と言えます。スキルなしでフリーランスを目指すのであれば、茨の道になりますが個人で完結する仕事内容(広告収入やブログ運営など)を視野に入れるのもひとつの手です。

フリーランスにはスキルアップが近道

フリーランスで成功を収めるためには、人間性や経験値が関わる「ポータブルスキル」と職種ごとに特化した「テクニカルスキル」が大きく影響します。また、スキルがないと仕事を受注できたとしても低単価で苦しむことは避けて通れないでしょう。常にスキルアップを意識した活動をしていく事がフリーランスで成功を収める近道になります。自分が求めるやりがい、「こうなりたい」と願う原動力がある人こそ、フリーランスという枠に囚われない働き方を検討してみてはいかがでしょうか。

参照元:
(1) インフルエンサーマーケティングの市場規模、2018年は219億円と推定、2028年には933億円にト

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